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NHK連続テレビ小説つばさ写真集 多部未華子


【評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 8件
[5点] 川越愛
つばさと多部未華子のあいだ、というコンセプトが秀逸です。
川越の住民である玉木つばさが、他所から来た人に「ここが私の町。時間があるなら、ちょっと見ていく?」と案内しているような印象。
そして、そんな彼女に案内されている方は、ちょうど、ドラマ「つばさ」を観て、その舞台である川越に行ってみたくなった人の視点とも言えるのではないかと。
きれいに整備された観光スポットだけでなく、シャッターの降りた商店街や、地元の人だけが知っているような、とっておきの場所。テーマパークではない、生きた町をめぐる魅力がそこにはあります。

「川越にはあんな人はいない」「バカにしている」と、ドラマは地元の人たちにはあまり評判が良くないようです。
それは川越という町が、そこに住んでいる人たちに、いかに愛されているかの裏返しでもあるのでしょう。そういう意味で、川越はうらやましい町です。
しかしドラマを観たことで興味を持ち、川越を訪れる人もまた、少なくないはずです。
この写真集は、その双方の心に響く作品だと思います。 (2009-06-26)
[2点] 他にいないから仕方ない?
モデルさんは「ポーズも表情も要求通りにできました」、カメラマンも「計算通りに撮れました」。そう聞こえてきそうな写真に慣れっこになっていた。たまたま目にした一枚に「とても自然で、ほっとする写真だなぁ」と撮影者を確かめると、佐内さんだった……ということがとても多い。

けど、写真集等でまとめて何枚も見ていると、賞賛する気分が萎える。ピンぼけや、ハイキーを通り越しての露出オーバーが、例外とはいえない頻度で出てくる。「プロとして恥ずかしい」というより、「アマチュアでも恥ずかしい」かも。
『つばさ』のタイトルバックも例外ではない。「多部さん、かわいい」と思って見ているところに、ボケぼけの写真が出てくると、しらけてしまうし、後味が悪い。
あまりに堂々と出てくるので、「目くじらたてる私が根性悪い」みたいな気分にさえなってしまう。

PENTAX 67が使いこなせないのでしょう。
コントラストも彩度も高いデジタルカメラがスタンダードになった今、中判レンズ&フイルムで撮った写真はとても柔らかに見える。レンズフィルターでの補正もしないようで、フイルムの色かぶりがそのままでているけど、これが味わいになったりする。
ファンが佐内さんの特徴といっていることの多くは、実は機材の特徴だから、扱いやすいといって佐内さんがニコンやキヤノンに持ち替えることはないでしょう。

佐内さんと同じように写真を作り込みすぎず、それでいて中判のフイルムカメラも使いこなせる若いカメラマンが出てきてほしい……フイルムカメラの存在がせばめられる中、はかない望みだとは思うけれども。
(2009-05-12)
[5点] こ、これはすごいぞ多部未華子!
動かない多部未華子なんて・・・と思っていたけれど、朝の連ドラ初の写真集が出たというのでこちらで検索。
すると、写真家が、私の大好きな写真集「a girl like you 君になりたい」を撮った佐内正史さんであったので、俄然興味がわき、皆さんのレビューをじっくり読みました。
これは私のストライクゾーンかも・・・と思い、注文。本日無事手元にやってきました。

ストライーク!そしてホームラン!予想をはるかに超えて、すばらしいー!!!
かわいすぎるぞ多部未華子!!!
レンズ越しに決して媚びない。媚びている写真など一枚もない。
彼女が写っていないフォトも間に挟まれているが、損をした気にはならない。雰囲気をより際立たせている。
やわらかい光の中で、ふんわりたたずむ多部未華子。しかしその存在感は凛として、彼女の書く文章もまたブレを感じさせず、若さがみずみずしい。
星がいくつあっても満点にしたい、観ていて心がほっこり温かくなる写真集です。 (2009-05-05)
[5点] この素朴さがたまらない。
ありきたりな景色を、ありきたりな少女が歩いています。
そんなつばさの写真集。全体的にソフトでとっても目に優しいです。
普通の紙なのも、パソコンのプリンターから出したようで、ほのぼのしています。
写真家の方の朴訥としたインタビューも、芸術家らしく好感が持てました。

(2009-05-03)
[5点] 自然体の美しさ

朝ドラが、通常のガイドブック以外に
こういうヒロイン写真集をだすのは
初めて?だと思います。

いまどき珍しい、きりっとした眉毛と黒髪で
多部未華子の、飾らない自然体の
美しさがとても出てると思います。


最近の朝ドラは女の一生みたいな話が
多かっただけに、こういう「等身大」の
ヒロインは素直に歓迎です。 (2009-05-02)
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 ・ つばさ―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)
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Tag : 佐内正史